訪問診療とは
どんな診療?
患者さんが病院やクリニックに出向くのではなくて、医師が自宅やホーム等に訪問して診察するものです。
そのため自宅にいながら医療を受けることが出来ます。
医療が必要だけれども病院に通うことが困難な方が対象になります。
例えば、認知症があるけれど病院にかかりたがらない、身体の一部に障害があり歩行が困難、精神的な問題から外出が困難、癌などの重い病気のため体の負担が大きい方などです。
診療内容は?
一般
・高血圧、糖尿病などの慢性疾患の訪問診療
・物忘れやトイレが近い等のお悩み
・腰痛、ひざの痛みなどの慢性期の訪問診療
・褥瘡(床ずれ)の治療
・点滴の管理、医療器具の管理が必要な方の訪問診療
・介護でお悩みのご家族の介護負担の軽減のご相談
・病院に行けず、介護保険の意見書などの書類がそろわない方
などなど…
精神
いらいら、憂鬱、不安、やる気が出ない、物忘れ
・現在入院中だが、退院後の通院に不安があるかた。
・精神科にかかりたいけれど…
外出ができない、待合室にいられない、交通手段がない
などの理由でかかれないかたの訪問診療
・認知症(痴呆症)などのご高齢者への訪問診療
・本人の様子がおかしいが、病院に行くのを拒否している
などなど…
薬は?
薬はお近くの薬局から配達してもらい、その場で説明を受けることが出来ます。ご家族やヘルパーさんが処方箋を薬局に持っていって処方を受ける事もできます。
訪問エリアは?
品川区、大田区、目黒区と世田谷区の一部(東部)、港区の一部(南部)に訪問します。
費用は?
高齢の方の場合、保険の一割負担で だいたい 7000円/月 くらいです。(診療所の規模などで異なります。薬代は別です)
若いかたは保健所で手続きをされて 自立支援医療を受けられる場合は1割負担となり、世帯収入によっては月0?2万円の上限設定(自己負担限度額)がつくこともあります。その場合対象の治療について上限以上の金額はかかりません。(住民税非課税の世帯では上限金額は月5千円以下になると思います)。若い方で3割負担ですと月2万円を超えることもあります。
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